突発性難聴とは
【突発性難聴とは】
音のセンサーであり、音波の振動エネルギーを電気信号に変換する内耳が、
突然障害を受けることにより高度の難聴をきたす病気です。
原因としては風邪などのウイルス感染説、循環障害説など諸説がありますが、実際には様々な病因による内耳障害が
突発性難聴という「症候群」の中に含まれていると考えられます。
急性高度感音難聴のうちメニエール病や外リンパ瘻(ろう)、聴神経腫瘍など明らかな他の疾患によるものを
突発難聴と呼び、原因の明らかでない場合だけを真の突発性難聴と呼んで区別することもあります。

あれ?おかしいな・・・と思ったらすぐに耳鼻科へ行かないといけませ〜ん。
治療が遅れると回復しないことが非常に多い病気です。
また子供などは症状を伝えにくいので注意が必要です。


【治療方法】
ステロイド点滴、または投薬、内耳循環障害改善を目的とする、血流改善剤(アデホスコーワ等)、
代謝促進剤(メチコバール等)、高気圧酸素療法、星状神経節ブロック注射。
内リンパ水腫改善を目的とする、利尿剤(イソバイド、メニレット等)投与など。



アタシは周波数の1〜4KHzまでが通常よりも落ちています。
最高75dbまで落ちた聴力も現在は40db程度です。



聴力レベル 難聴区分 聞こえ方
それ以下 正常 不自由ありません
30〜40dB 軽度難聴 ささやき声が聞き取りにくい
55dB 中度難聴 普通の会話が聞き取りにくい
耳元近くでないと聞き取りにくい
70〜90dB 高度難聴 耳元の大きな音が聞こえない
それ以上 ろう ほとんど聞こえない

『伝音性難聴』と『感音性難聴』
難聴の方の聴力検査で、「気導(ヘッドホン)ではよく聞こえないけど、骨導は聞こえる。」という場合があります。
外耳や鼓膜、耳小骨といった音の振動を伝える部分(耳の構造と働き参照)の働きが悪くなっている場合で、
「伝音性難聴」と呼ばれる状態です。耳垢で耳の穴が塞がっている場合や、中耳炎で中耳に水が溜まって
聞こえにくい場合などは、この伝音性難聴です。
内耳の障害(音の振動を電気信号に換えて伝えられない)の場合は「感音性難聴」と呼ばれ、
気導・骨導のいずれも悪くなります。突発性難聴はこちらの感音性難聴です。
また、伝音・感音性難聴の両方の特徴を持った難聴を、「混合性難聴」といいます。




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