腺腫様甲状腺腫(結節性甲状腺腫)
腺腫様甲状腺腫とは甲状腺に触れるシコリが2つ以上ある場合で、
野口病院では、この病気で機能亢進を起こすことは稀だと言われています。
私はその稀な人のようです。

正確には腫瘍ではなく過形成と言われ、複数腺腫のように見える結節や嚢胞がある事を言います。
1個の場合は腺腫または嚢腫と言います。

このシコリの事を結節と言います。
良性なら良性結節と言い、悪性ならガンです。
しこりの中には、液体状のものやゼリー状のものがあり、良性か悪性かは超音波検査と
細胞診である程度わかるそうです。
10人に3人はこの結節があるとも言われます。
その中で悪性は10%程度らしいです。

良性の場合や1cm以下の場合は手術をせずに、薬などで様子を見ることが多いようです。
最近はその結節の中の液体を抜いたりする簡単な治療で結節がなくなるとも言われています。
また大きくなり気管や食道を圧迫するような場合は手術にて摘出もあります。
直径5cm以下の良性結節に対しては、内視鏡下に手術ができるようになり、
傷も小さくなっているそうです。

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