甲状腺は何をする?
主な働きはヨード()を原料に、生きていくのに必要な甲状腺ホルモンを作り、分泌する、
自己免疫機能です。

食べ物として体に入ったタンパク質や脂肪、炭水化物は体を作るのに利用されたり、
エネルギーになったりします。これが新陳代謝です。

甲状腺ホルモンはこの新陳代謝を活発にします。
子供では知能の発達や成長するのに必要です。

甲状腺ホルモンにはサイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)の2種類があり、
甲状腺では主にT4を作っています。
このT4が血液を介して肝臓などの末梢組織に行ってT3になり主なホルモンの働きを発揮します。
また、
甲状腺ホルモンの分泌は脳内の視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)と、
脳下垂体(脳の下面にある小指の先ほどの臓器)から出る甲状腺刺激ホルモン(TSH)と、
血液中の甲状腺ホルモン(T4)により調節されています。

なので、バランスが崩れると病気になる。
多すぎると、機能亢進症、少なすぎると、機能低下症という訳です。

ヨードとは、海藻類に多く含まれる物質です。
日本は海に囲まれた島国なので、このヨードが入った食べ物はとても多く、口にする事も多いです。
うがい薬や消毒液などにも使われています。(イソジン・ヨードチンキなど)
私は現在のところ摂取制限していません。

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