甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症とは・・・単純に言うと亢進症の逆です。

亢進症は、体の新陳代謝を活発にし過ぎる。
低下症はその逆で、新陳代謝が悪くなる病気です。
主な症状としても、亢進とは逆で、極端な寒がり、浮腫みや便秘、肌の乾燥など・・・。

生まれつき低下症の人の事を「クレチン症」と言います。クレチンについては、リンクをはっておりますので、
リンクのページから飛んで下さい。

また、慢性の甲状腺炎からくる低下症と、亢進症の治療後(手術・アイソトープ)に
低下症になる場合とがあり、私は後者です。

低下症の人の2人に1人は、正常に甲状腺ホルモンが作れない為、一生ホルモン剤(チラージン)を
飲まなければならないとも言われています。
このチラージンは、胎盤を通らず、おっぱいにも出ないため妊娠や出産にも影響がないと言われています。
しかし、亢進症が妊娠に及ぼす影響として流産が取り上げられる一方で、低下症の場合は
排卵障害による不妊の原因にもなると言われています。
どちらにしても、妊娠した場合は甲状腺機能の定期的なスクリーニングが重要になってくるという事です。

「ヨード制限について」でも書いていますが、ヨードの摂り過ぎで低下症になる事もあります。
ヨードには甲状腺ホルモンを抑える働きがある為です。
なので、軽い低下症であればヨードを制限すれば治る事もあるという事です。
ビタミン剤や栄養剤などにヨードが含まれている場合などもあるので要注意です。

私は現在低下症になったばかりなので、ヨード制限はしていませんが、長い目で見てヨード制限も
必要になってくるのでは・・・と思っています。
メニューなど考えたらそれも載せていくつもりです♪

お医者さんは、亢進より低下が楽と言いますが、私はどっちも同じだと思っています。
精神的にはテンションの下がる低下症の方がしんどいかもしれません・・・。
ホルモンの調節も、亢進より難しいとも思え、安定するまでは1年〜2年かかると言われています。


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