LDL-C:LDL悪玉コレステロール

LDLコレステロールとは、いわゆる「悪玉コレステロール」のことです。
コレステロールは肝臓から末端組織へと運ばれます。
血液中を流れる主な脂質は、コレステロール、トリグリセリド、リン脂質など。
これらの脂質は水に溶けないので、たんぱく質と結合して血液中を循環しています。
脂質とたんぱく質が結合したものをリン脂質といい、比重の違いからカイロミクロン、
超低比重リポタンパク(VLDL)、低比重リポタンパク(LDL)、高比重リポタンパク(HDL)に分けられます。
リポタンパクのうち、LDLはコレステロールを運搬するなどの重要な働きをするのですが、
高値になると動脈硬化を促進します。血液中のコレステロールの約3分の2以上がLDLに含まれており、
LDL-コレステロールを「悪玉コレステロール」と呼び注意を喚起しているのです。

正常値:60〜120(mg/dl)
もしこの検査値が高いと、より厳重に動物性脂肪食を控え、適度な運動を励行して
生活習慣の改善に努めてください。それでも改善しなければ、薬による治療の助けが必要になります。
↑高い↑ ↓低い↓
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