CRE:クレアチニン
クレアチニンは、腎糸球体からろ過されほとんど再吸収されることなく、尿中へ排出されます。
このため、血清中のクレアチニン濃度は腎機能障害の指標として測定されます。
クレアチニン値はBUN値とともに腎機能、特に糸球体ろ過量の指標となります。
 クレアチニンが高値の場合は、腎機能障害の程度が分かります。
また、腎疾患以外でも筋肉量の増加で上昇し、筋萎縮で低下するため、筋疾患かどうかの指標にもなります。
正常値:0.5〜1.0(mg/dl)
運動による影響を受けやすいため、早朝、空腹時に採血するのが望ましいとされています。
↑高い↑ ↓低い↓
急性腎不全
慢性腎不全
 末端肥大症
巨人症
鬱血性心不全
ショック
出血
火傷
脱水症
妊娠
糖尿病
 筋ジストロフィー
多発性筋炎
inserted by FC2 system