私はある意味楽観的だと思う。
この病気は本当に自分でも人からもなかなか気付かれない病気だと思う。
出る症状は、更年期障害に見えるし、しんどいとか筋肉が弱るとか、みんな誰でも経験する
事だと思う。病気・・・ってそんな簡単に自分にふりかかるなんて、思わないし。
私がここまで見過ごしてきたのも、現実から逃げたわけではなく、
症状に他の理由が思い当たったからだった。
それ以上に、知らなかったのだ。私だけではなく、病院について来てた母でさえ。
病名を告げられたって、入院の必要もない、薬を飲んで下さい・・・って言われたら
風邪と同じ程度だと思ったって仕方がないじゃん。
放置したのは私の責任で、今放置してる人がいるなら、やはり治療を薦める気持ちはある。
私は今、本当にもっと早く違う病院へ行けばよかった・・・と思う。
けど、なぜ、放置するのか・・・それはやっぱりお医者さんにも考えてもらいたい。
今でこそ、患者が医者を選べる時代になり、聞けば教えてくれるし、インフォームドコンセントという
義務が出来た。
もしも、20年前が今と同じなら、ここまで放置する事はなかったし、10年間もただ投薬治療・・・という
事もなかったと思う。
病名は知ってても、なすべき事を知らない医者も多すぎる。
これでは、患者は専門分野の医者や医療施設を探すしかないのだ。
すでに珍しい病気と言うレッテルは、はがれて、増加していると言うのに・・・。
あと、総合病院の不便さ。
昔に比べたら本当にスムーズになったし、検査結果もすぐにわかる・・・
だけど他の科から科への流れがぜんぜんスムーズじゃない。
科が違ったら、何もかもが違う。
どんなに便利になっても20年前と同じだと思う。もう少し何とかならないのだろうか・・・。
バセドウについては、3つの治療方法を載せているけど、他にも治療法があることが
先日海外で発表された。
そう思えばやはり日本の医療は遅れているのではないかな・・・と思う。
もちろん、病気は自分の為に治すんだけど。
多くは望まないけど、病院も、もう少し良くなって欲しい。
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