周りの理解と協力
この甲状腺の病気って、ひどくなければ普通に働けるし、普通の生活が出来る。
結婚もできるし子供も産める。
だけど、どれだけ健康に見えても【病気】であることに違いない。

イライラして暴言を吐くのも、キレるのも、生まれつきの人も居れば、病気がそうさせてる人がいる事も、
一緒にいる人は理解しなくちゃいけない。
っていうか、理解できないと一緒に居る事は出来ないと思うほど激しい時もありました。

健康な人は、【病気】に鈍感だと思う。
まさかイライラしてるのが病気から来てるなんて想像もしないかもしれない。私だってそうだった。
性格・・・で片付ける事をしてしまいがちなんだよね。
病気の本人が気付かない事を気付けよ・・・とは思わない。
本人も病気の事を知って初めて知ることだなんだから。

ストレスやショックを受けない努力は本人がどれだけやっても無理な時がある。
だけど周りの環境や理解で、それを和らげる事はできる。

私は今まで誰かに自分は病気だからキレやすい・・・とか、病気だから疲れやすいとか言った事がなかった。
"病気だから・・・"って言うのは、ただの言い訳だと思ってた。
だけどね、それは言い訳じゃなく本当のこと。
無理に自分を追い込む必要なんてない・・・って思うようになった。
病気なんだっていう自分を恥ずかしいとか、平気だとか、格好悪いとか・・・思うの、おかしい事だと思うんだ。
病気な自分を可愛がってあげられるのは、やっぱり自分なんだよね。

全部含めて、理解や協力してくれるパートナーを見つけるためにも、言わなきゃダメなんだと
本当に思ったんだ。治療に専念できる環境を自分が作るようにしないと誰も作ってはくれない。

もしも理解も協力もできない人が傍に居るなら、話してみてはどうでしょうか?
病気を盾にするんじゃなく、こんな事もあるって知って欲しいと。
自分の傍にいる人がおかしかったら、病院へ行ったら?ではなく、一緒に病院行こう・・・って
誘って、きっかけ作りにしてあげて欲しい。たとえそれがどんな病気でも・・・。

何か出来ることがないかな・・・って思う人がいたら、何もしない変わらない事も優しさだと私は思う。
風邪引いたときに掛ける声と同じでいいんじゃないかと・・・。
大丈夫?と何度も聞かれることも、大変だねって言われることも、辛いと思う事のひとつ。
「頑張れ」って言われることに抵抗を感じる人も多いみたいだし。

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