その他の治療
PEIT(エタノール)
元々は肝臓癌などに使われてる治療方法。
甲状腺の専門病院などでは既に実施しているけど、まだまだ少ないようです。
甲状腺の良性腫瘍やバセドウ、副甲状腺機能亢進症などに用いられるもので、
部分的にエタノールを注入し、細胞を破壊する。
腫瘍部分の縮小化やホルモンの正常化が見込める。
入院などの必要もなく、外来で治療できる。
腫瘍のサイズや状態、程度により適応できるかどうか異なる。

PEITは未熟な医師が行うと反回神経麻痺などの合併症を起こすことがあり、注意を要します。
・・・と田尻クリニックのHPには書かれています。

甲状腺嚢胞(液体が貯まるタイプの良性腫瘍)に対する治療
PEITよりも痛みが少なく安全に行える穿刺治療(注射針で液を抜く治療)について・・・
田尻先生がご自分の経験を元に書かれている内容が素晴らしいので
リンクをはっておきます。ここ

甲状腺動脈塞栓術
日本では行われていません。詳細はこちら

===========================
効果は期待できないけれど患者が望むから・・・という理由で穿刺治療を行い、
実際はそれが効果を発揮し、現在では多くの治療成績をあげてる・・・
「患者さんは生きた教科書」っていう一説を読んで、こんな先生がもっともっと増えていけばいいのに・・・と
私は思いました。

私の場合腫瘍が大きすぎたので話にも出なかったけど・・・個人的には、穿刺治療にしても
PEITにしても、適応できるとなれば試す価値があると思います。
もちろん専門病院でなら・・・という条件付ですが。

inserted by FC2 system