放射性ヨード治療
これはヨードによるアイソトープ治療です。
アイソトープという小さなカプセルを飲んで、外からではなく内側から放射線をあて、
甲状腺の組織を破壊し小さくするのです。それ自体は痛くも痒くもないらしいです。
カプセルによる副作用は嘔吐、唾液腺の炎症など。

この治療は短期間で何度も受けれず、半年に1度の治療になります。
1度で終わる事も珍しく、最低でも2度程度は覚悟が必要です。
甲状腺の機能を正常値にするための投与量を決めることが非常に難しいため
低下症になることも多く、また正常値に戻っても、数年以上経って低下症を起こす事があるらしく、
頻度は50%です。高すぎますがアイソトープの目的としてはこれでいいのか?

また受けたあと4〜6ヶ月は避妊が必要です。
照射後の注意としては、
・3日間水分を充分に取る。
・水洗トイレ使用後2回流す。
・3日間キスやセックスは避ける。
・7日間は子供や妊婦に近づかず、15分以上子供を抱かない。
・7日間公共の乗り物を使うときは、1m以上離れる。6時間以上利用しない。
など。詳しくはアイソトープ協会のHPをご覧ください。リンクはってあります。

もちろん、妊娠中や授乳中はこの治療はできません。

ほとんどのページでアイソトープ治療後に癌が発症することはないとありますが、
数十年後に甲状腺癌が発症する例があるという事も、専門病院のHPにはありました。
それが本当ならこの治療法は有効なのでしょうか?
放射線治療と言うのが100%安全かどうか私にはわかりませんが、現在、外科手術後の再発には
再度手術を行うことはなく、投薬とアイソトープしかありません。

私の甲状腺は大きすぎて効かないと言われました。

TSH受容体抗体が高い場合、アイソトープ治療後の妊娠・出産すると新生バセドウ病の
子供が生まれる場合があるとの事でした。

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