外科治療
これは手術で、私がこれから受けるものです。

術式につては・・・
・甲状腺葉切除術/甲状腺の片葉の半分をとるもの
・亜全摘術/甲状腺組織を3〜6g残す
・超亜全摘術/甲状腺組織を1〜3g残す
・甲状腺全摘術/全部取るもの
などがあります。
首の皺などにそって行える。8cm〜13cmの切開で、数年経てば傷跡はわからなくなるようです。
ケロイド体質の人や、術後ちゃんとケアしなかった人などは残るかもしれませんが・・・。

手術による後遺症は・・・
・術後出血(再手術で止める)
・声の異常(声がかれたり、低くなったり、声が出なくなるなど)
・甲状腺機能低下症
・テタニー
 (四肢のしびれなどの知覚異常を訴えるだけですが、重要な症状としては、神経、筋肉の
  興奮性に基づく四肢、特に上肢の強直性痙攣であり、典型的なものは、拇指は伸展、
  他の指は基関節で屈曲するなど)

後遺症については全体の1%〜3%と書かれていますが、これは専門の外科医がした場合です。
テクニックによってかなり変わるようなので、できれば専門の外科医がいる病院で切った方がいいと
結構書かれています。近くにあれば良いですね。

私が受けるのは・・・【亜全摘術】になるようです。(7月現在)
写真や過程など詳しくは術後にUPします。

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日本での外科治療の目的はあくまで、治す事であり低下症に持っていくためではないらしいです。
ただ、たくさんの専門ではない外科医は、低下症になるよう切るのも現実です。
海外では既に外科的治療は避けられ、アイソトープが主流になています。
これは低下症になってもいいから、甲状腺を破壊し再発しないようにしたほうがいいという事です。
それと、外国は医療制度が日本と違うのでアイソトープの方が安いのです。
外科的治療も、アイソトープも低下を目指すならアイソトープで良いのでは?と思いますが
日本では、アイソトープより外科的治療の方が治る確率は高い・・・と言う事です。
また、外科的治療で再発することはありますが、アイソトープで充分に破壊すれば
亢進症が再発することはないらしいです。
ただ、亢進症より低下症が楽と思われがちですが、実際はどちらも同じように辛いと私は思います。

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